こんにちは。遠藤です。いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
私事で大変恐縮ですが、先日、親知らずと過剰歯を抜くために少しばかり入院をしておりました。無事に退院を迎え、主治医の先生から「サウナに行っても大丈夫ですよ」と嬉しいお墨付きをいただいたその足で、迷わず向かった場所があります。
それが、私の子供時代の思い出が詰まった北区屯田の天然温泉「あしべ」さんです。
私は小学校2年生の時に屯田に引っ越し、それからはずっとこの屯田の街で育ち、過ごしてきました。「あしべ」さんがオープンしたのは、ちょうど私が小学校4年生の頃だと思います。少年時代は無料券を片手に友達と行った思いでの場所ですが、気がつけばサウナ界のレジェンド「ととのえ親方」プロデュースのウブサウナ(産湯サウナ)として、全国から人が訪れる有名スポットになっていました。
少し時間が空き半年ぶりの訪問にワクワクしながら、一人のサウナ好きとして、いまの「あしべ」さんを私の感覚でガチ採点しつつ、その魅力をレポートしたいと思います!

我的ガチ採点!泉質抜群の温泉と105度サウナのポテンシャル
まず、温泉は【星4つ(★★★★☆)】です。
掲示されている温泉分析書を見ると「加水なし」の文字が。少し黄色気味で、お湯を口に含むとしょっぱく、肌に触れるとぬるぬる感がある濃厚な泉質(ナトリウムー塩化物強塩温泉)は、割と近くの中では群を抜いて良いお湯だなと感じます。打たせ湯やゆる湯などもあって、退院直後の身体がじんわりとほぐれていきました。
千客万来の賑わいを見せるサウナは文句なしの【星5つ(★★★★★)】!
上の温度計を見ると「105度」ほどを指すかなりの高温です。それでいて湿度もしっかりと高いため、中に入ると一瞬で汗が吹き出して止まらなくなります。3段あるベンチの上段はなかなかの熱気で長くは入れないため、個人的にはじっくり蒸される中段あたりがベストポジションでした。
ちなみにここのサウナ、テレビで「野球や相撲」の放映が始まると、一気に混み合ってくるのが面白いところです。みんなお気に入りのスポーツを見つめながら、じっと熱さに耐えるあの独特の一体感、サウナ好きとしては嫌いじゃありません。
そして、サウナの中で私がいつも考えてしまうのが、あの「湿度の秘密」です。 通常、105度まで温度が上がると室内はカラカラに乾燥しがちなのですが、あしべさんはなぜか常に絶妙な高湿度を保っています。
「もしかして、あの脱衣所から内湯へ階段をガクンと降りる独特の立体構造が、建物全体の空気の対流や湿度のこもり方に関係しているのだろうか?」 「それとも、あのサウナ室内にある換気口のようなものの位置が、計算し尽くされた絶妙な吸排気バランスを生み出しているのだろうか……?」
薄暗いサウナ室でじっと佇みながら、ついつい頭の中で空気の流れをプロットしてしまうのは、モノづくりに関わる人間の職業病かもしれません。あの湿度の秘密は、未だに私の中で心地よい謎のままです。

16度のラドン水風呂から、階段を上った先にある露天外気浴への黄金リレー
続いて、サウナの相棒である水風呂は【星4つ(★★★★☆)】。
広さは4人くらいがゆったり入れるサイズ感。カゴに入った鉱石が沈められている「ラドン水風呂」です。温度は16度くらいでしょうか。キンキンに冷えた水風呂も刺激的で良いですが、この絶妙な温度感と優しい水質のおかげで、包まれるように長く浸かれて本当に気持ちがいいです。
内湯の休憩椅子の前に、洗い場の椅子が「足置き(オットマン)」としてそっと置かれている優しさに癒やされた後は、いよいよお楽しみの外気浴へ。
ここあしべさんは、脱衣所から内湯へ行くのにいきなり階段を「下り」、露天風呂での外気浴に向かうにはまた階段を「上る」という、他にはなかなかない独特の3階層の立体構造になっています。
そのため、外気浴は【星3.5(★★★☆☆)】とさせていただきました。 というのも、サウナと水風呂でホカホカ&グワングワンになった身体で、露天スペースを目指して一歩一歩階段を上っていくのは、正直なところ「ちょっと面倒くさいな……」と思う瞬間があるからです(お年寄りや足下が冷えているときは特に大変そうですよね)。
ただ、その「ちょっとした面倒くささ」の階段を上りきった先にある開放感と、屯田の心地よい風を知っているからこそ、やっぱり頑張って上ってしまいます。この日は割と空いていたので、しっかりと椅子に腰掛けて最高の外気浴を味わうことができました。



露天風呂の温度に救われ、サウナ飯の王道へ
そして、外気浴後に少しひんやりとした身体を温め直すのに、あの「露天風呂の温度」が熱すぎず温すぎず、本当にちょうど良い!サウナ、水風呂、外気浴、そして露天風呂へのこの完璧な流れに、思わず深くため息が漏れるほど「ととのい」ました。
しっかりと身体をととのえた後は、もう一つのあしべさんの大楽しみである「ご飯」の時間です。
私自身、まだサウナの魅力に目覚めていなかった大昔は、なんと「ここのご飯を食べるためだけ」にわざわざ館内に足を運んでいた時期がありました。その頃から私のお気に入りは、何と言っても「手作りザンギ定食」です。
お箸を入れるとじゅわっと肉汁が溢れるほどジューシーで、下味もしっかりしていて絶品。しかも、この定食には嬉しいことに「茶碗蒸し」が付いてくるんです。ザンギのガツンとした美味しさの合間に、あの優しい出汁の効いた茶碗蒸しを挟む瞬間の幸福感といったらありません。白米をかき込む瞬間は、言葉にできないほどの幸せで、退院祝いの最高の贅沢になりました。



試練を乗り越えてきた地元の名湯に、心からのエールを
湯上がりに冷たいお水を飲みながら、ふと最近のニュースや、これまでのあしべさんの歴史を思い出していました。
今はナフサや重油の価格が上がって燃料費の高騰が大きな打撃になっているだけでなく、振り返れば2025年7月頃には、フロント付近の券売機が激しく破壊されて中の現金を盗まれるという、本当にショッキングな窃盗事件もありました。当時、ファンコミュニティでも「券売機がボコボコに壊されていた…」とかなり話題になり、多くの常連客が心を痛めたものです。
そうした度重なる災難や、厳しい燃料費高騰の荒波を何度も乗り越えながら、今も変わらず最高の温泉やサウナ、そして美味しいご飯を提供し続けてくれているあしべ温泉さんには、本当に頭が下がる思いです。
小学校4年生のときからずっとお世話になっているこの場所が、これからも元気に頑張ってほしいなと、一人のファンとして心からエールを送りたいと思います。
まとめ:距離も含めたトータルバランスで、やっぱりここが「一番」
私は車のドライブが大好きなので、休日に車を走らせて遠くの温泉へ遠征する楽しさもよく知っています。
ですが、それとはまた別に、「今日の夕方、ちょっと温泉に入りたいな」とふっと思い立ったときに、すぐに車で行ける距離にこれだけクオリティの高い温泉とサウナがあるのって、本当に幸せなことだなと、今回しみじみと感じました。いくら良い施設でも、遠すぎると帰る道中だけで疲れてしまいますからね。
近くて、お湯が良くて、サウナが最高で、ご飯まで美味しい。 そんな思い出の詰まった地元の名湯で、しっかりと心身のメンテナンスを完了することができました。
すっかりリフレッシュしてエネルギーをフル充電できましたので、また明日から元気に過ごしていきたいと思います。皆様も、北区屯田にお越しの際はぜひ、あしべさんの105度サウナとジューシーなザンギ定食を体験してみてくださいね!
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