• 名古屋市北区のレトロ銭湯「はぎの湯」。体感18度の優しい水風呂と、足付き電気風呂に癒やされる夜。

    皆様、こんにちは。株式会社遠藤木型の遠藤俊一郎です。

    本日はモノづくりのお話は少しお休みして、私の大好きな「サウナ」と、先日出張先で訪れた温かい銭湯の記憶について、純粋なサウナブログとしてお話しさせてください。

    それにしても、最近の日本の夏は本当に厳しいですね。皆様、体調など崩されていませんでしょうか。

    実は先日、出張で愛知県を訪れたのですが、その日の気温はなんと37度。北海道生まれ・北海道育ちの私にとって、この暑さはまさに未知の領域でした。普段、地元では30度を超えただけでも「辛いな……」と弱音を吐いてしまう私です。37度の熱風に晒された体は、夕方を迎える頃にはすっかり限界を迎えていました。

    過酷な暑さで強張ってしまった心と体を、なんとか優しく調律したい――。そんな思いで、吸い込まれるように暖簾をくぐったのが、名古屋市北区にある一軒のレトロな銭湯でした。

    まずは愛知で「岐阜タンメン」!注文してから隣県だと気づいたお茶目な夕食

    サウナに向かう前に、まずは腹ごしらえです。暑い中見つけたのが、「特別岐阜タンメン」と大きく書かれた看板でした。実を言うと、私は地理にそれほど明るいわけではなく、注文を済ませてから「おや、ここは愛知県なのに『岐阜』タンメンなのだろうか?」と不思議に思い、テーブルの下でこっそりスマートフォンを操作してしまいました。

    「なるほど、岐阜県は愛知のすぐ隣だったのか!」

    一人で妙に納得して、ちょっぴり恥ずかしい気持ちになったのは、ここだけの秘密です。運ばれてきたタンメンは、野菜と肉の旨味がスープにじんわりと溶け込んでいて、一口すするごとに、暑さでしおれていた体にエネルギーが満ちていくのが分かりました。

    シンプルでありながら疲れた胃袋に優しく染み渡るタンメン、チャーハン、唐揚げ。そしてパリパリとした食感が心地よい「揚げタンメン(揚げ麺)」は、良いアクセントになってくれました。お腹がしっかりと満たされると、不思議とだるさも和らぎます。程よくお腹を落ち着かせたところで、いよいよ本日のメインである銭湯へと向かいました。

    昭和の面影をそのまま残す、「はぎの湯」のどこか懐かしい空気感

    今回お邪魔したのは、名古屋市北区萩野通にある「はぎの湯」さん。ネオンサインがどこか哀愁を帯びて輝く、昭和の面影を色濃く残した素晴らしい佇まいの公衆浴場です。

    入口横に併設された味わい深いコインランドリーを眺めながら中へ入ると、そこにはタイムスリップしたかのような空間が広がっていました。

    少し薄暗く落ち着く脱衣所の木製ロッカー、そして待合ロビーの壁一面を埋め尽くすほどの懐かしい漫画の数々。豪華な最新設備はありませんが、静かで誰かに急かされることのない時間がそこには流れており、それだけで疲れていた心が少し和らぐのを感じました。

    個人評価と体験レビュー:サウナ・水風呂・外気浴・コスパ

    ここで、私なりの「はぎの湯」さんの個人的な体感レビューを、星評価とともにご紹介させていただきます。

    • サウナ:★★★★☆
    • 水風呂:★★☆☆☆
    • 外気浴:★★☆☆☆
    • コスパ:★★★★☆

    サウナ:90度のじんわりとした温もり

    サウナ室の温度計は90度を指しておりました。湿度がとても適度(約45%)だったおかげか、肌がヒリヒリすることなく、まるで優しく包み込まれるようにじわじわと良い汗をかくことができました。過酷な暑さと冷房の寒暖差で強張っていた全身の筋肉が、少しずつ弛緩していくのが分かります。私のような体調の時には、これくらい優しく温めてくれるサウナが、ちょうど良いのかもしれません。

    水風呂:体感18度の少しぬるめな優しさ

    サウナを出た後は、お楽しみの水風呂へ。浴槽に温度計などの表示があったわけではないのですが、私の肌感覚としては「おそらく18度くらいかな」という、少しぬるめの優しい温度設定でした。

    普段からキンキンに冷えた水風呂を好む方からすれば、「流石にぬるいな」と感じられる温度かもしれません。ただ、疲れが溜まって自律神経が乱れかけている体には、この「ぬるさ」がかえって大きな負担を与えず、いつまでも入っていられるような安心感を纏わせてくれました。これはこれで、体への思いやりが感じられる素晴らしい水風呂ではないでしょうか。

    街の銭湯で味わえる外気浴のありがたみ

    「はぎの湯」さんで何より嬉しかったのは、街の小さな銭湯でありながら、静かな外気浴スペースが用意されていたことです。サウナとぬるめの水風呂を終え、外気浴スペースの椅子に腰を下ろすと、夜風が肌をそっと撫でていきました。昼間の37度が嘘のように心地よく感じられ、胸の奥がすっと軽くなるような感覚を覚えました。街の銭湯でしっかり外気浴ができるのは、本当にありがたいことです。

    愛知ならでは(?)の「足付き電気風呂」に驚く

    湯船を巡っていて、もう一つ面白い発見がありました。それは、足元にも電極がついている「足付きジェット付き電気風呂」です。

    実は、前日に訪れた別の銭湯にも同じような電気風呂がありました。私の地元・北海道ではなかなか見かけない仕様でしたので、「もしかして愛知県では、この足付き電気風呂が一般的なのだろうか?」と、新鮮な驚きを覚えました。出張続きでパンパンに張っていたふくらはぎをピリピリと心地よく刺激してもらう時間は、この上ない贅沢でした。

    これだけの充実した設備と心地よい時間を、大人550円というリーズナブルな価格(コスパ最高です)で提供してくれる街の銭湯には、ただただ敬意を覚えるばかりです。

    ありのままの銭湯文化。気になる方への実直なアドバイス

    ここで、これから訪れるかもしれない方へ、私なりの実直なアドバイスを一つだけ。

    こちらは昔ながらの地元に愛される公衆浴場ですので、和彫り(タトゥー)のある常連さんもごく自然に利用されています。それがその土地の、ありのままの銭湯文化なのだと私は感じましたが、そういった環境がどうしても気になるという方は、念のため利用を控えた方がお互いに心地よく過ごせるかもしれません。お互いの心地よさを尊重することも、大人のサ活には大切なことかもしれないな、と控えめに思います。

    まとめ:完璧なマニュアルよりも、自分の感覚を信じる「無理のないサ活」を

    銭湯を後にしたとき、体から余計な力が抜け、驚くほど心が軽くなっている自分に気づきました。

    「サウナはこう入るべきだ」「この手順こそが正解だ」という完璧なルールに縛られすぎず、自分の感覚を信じて、あえて体感18度ほどのぬるめの水風呂をじっくり味わってみる。そんな風に「自分の体との対話」を楽しむ無理のないサ活こそが、心身を健やかに保つ知恵になるかもしれない、と私は考えます。

    完璧な手順でなくてもいい。大切なのは、自分の状態を謙虚に見つめ、今一番心地よいと思える選択をしてあげること。それが、本当の意味での「自分を労る」ということなのかもしれません。

    もし、この記事を読んでいる皆様の中にも、日々の忙しさの中で「少しバテ気味だな」と感じている方がいらっしゃいましたら、どうかご自身の体の声を一番に聴いてあげてください。私のこのささやかな体験が、皆様の忙しい日々の、小さな休息のヒントになれば嬉しく思います。

    どうぞ、皆様も無理をなさらず、ご自愛ください。

    萩の湯/あいち銭湯 – AICHI SENTO -|愛知県公衆浴場業生活衛生同業組合

    105度サウナ、16度水風呂、あるいは外気浴後の露天風呂。思い出のあしべ温泉が結局一番落ち着く理由 – #site_title105度サウナ、16度水風呂、あるいは外気浴後の露天風呂。思い出のあしべ温泉が結局一番落ち着く理由