こんにちは。札幌で木型製作や3Dスキャンサービスを行っている、株式会社遠藤木型の遠藤俊一郎です。
7月12日、私は仕事のために愛知県へと前乗りしました。翌13日から15日までの3日間は愛知県内での出張作業。
現地に降り立つと、7月13日の気温はなんと33度。冷涼な北海道(札幌)で暮らす身にとって、肌にまとわりつくような本州の夏の暑さは、体にこたえる大いなる洗礼でした。
今回の出張作業は、データの取り残し(スキャン漏れによる穴)がないか、その場でパソコン画面と何度も睨み合いながら、丁寧に確認していく地道な作業でした。(※出張測定の詳しい仕事内容については、また別のブログ記事でじっくり書かせていただきますね)
汗だくになりながら初日の仕事を終えた夕方、「この熱気と疲れをどうしてもリセットしたい!」と思い立ち、プチドライブを兼ねて車を走らせ、半田市亀崎町にある昭和レトロな銭湯「亀崎の湯」さんへと向かいました。
今回は、そこで体験した極上のサウナやお風呂のレビュー、そして心温まる出会いについて飾らずに綴ってみたいと思います。

銭湯「亀崎の湯」正直星評価レビュー
のれんをくぐると、そこには昭和で時間が止まったかのような、古き良きノスタルジックな風景が広がっていました。
シャンプーや石鹸などの備え付けはないため、券売機で「手ぶらセット」を購入していざ浴室へ。まずは初めて体験した、足の裏に電気を当てるタイプの珍しい電気風呂でじんわりと足裏をほぐし、お目当てのサウナへ向かいました。
サウナ愛好家としての私のお世辞抜きの正直レビュー(星評価)がこちらです。
- サウナ:★★★★☆(星4)※抜群の湿度と、熱風が最高!
- 水風呂:★.5☆☆☆(星1.5)※かなりマイルドな仕様
- 外気浴:★★★★☆(星4)※銭湯にしては驚きの広さ!
- コスパ:★★★★★(星5)※文句なしの満点!

■ 湿度の秘密と、持ち込みサーキュレーターの「ロウリュ熱風」
サウナ室に入って驚いたのは、温度計は見当たらないのに、ものすごく心地よい汗が吹き出すことです。体感温度は80度前後。おそらく座面(椅子)の下に熱源が格納されている「ボナサウナ」タイプだと思うのですが、このやたらと高い湿度のバランスには何か秘密がありそうです。
そして1セット目に最高の出来事がありました。 地元の常連さんが持ち込んだと思われるサーキュレーターが回っていたのですが、その風がサウナのロウリュ(熱波)のように、室内の熱気をブワッと舞い上がらせてくれたのです。この熱風がものすごく熱くて、サウナ好きの私にはたまらない心地よさでした。
しかし、2セット目に入るとそのサーキュレーターは忽然と消えていました。常連さんと一緒に退室してしまったようです。「あの熱風、もう一度浴びたかったな……」とクスッとするのも、地域密着の銭湯ならではの楽しさですね。
■ マイルドな水風呂と、贅沢な外気浴スペース
水風呂は体感18度ほど。キンキンに冷えた水風呂が好きな方には少しマイルドで「星1.5」かもしれませんが、33度の猛暑と仕事でくたくたになった私の体には、この優しさがかえって心地よく、じんわりと染み渡りました。
さらに露天エリアに出て驚いたのが、街の銭湯としてはかなり広めの外気浴スペースです。ゴロンと寝転がれるデッキチェア(寝られる椅子)もしっかり完備されており、夜風を浴びながらの休憩は文句なしの「星4」でした。
脱衣所での温かい出会いと、最高のコスパ
「亀崎の湯」さんは、昔ながらの地域に深く愛されている温かい公衆浴場らしく、タトゥー(刺青)のある常連さんもごく自然に利用されている大らかな雰囲気でした。(※タトゥーに強い苦手意識がある方は、事前に知っておくか避けた方が安心かもしれません)
お風呂から上がり、脱衣所で体を拭いている時のことです。 少しヤンチャな雰囲気のごつい常連さんに、ふっと話しかけられました。
浴室にいる時からその方の存在自体はわかっていましたし、周囲の方とのやり取りから「そんなに怖くない方だな」ということは事前にわかっていたので、焦ることはありませんでした。実際にお話ししてみると、ものすごく気さくで優しくて、本当に良い方。
見かけの第一印象だけで判断せず、こうしてちょっとした言葉を交わすうちに、旅先の張り詰めた緊張がすーっとほどけていくのを感じました。お風呂の質の高さはもちろん、こうした地域の人の温もりも含めて、コスパは間違いなく「星5(満点)」の素晴らしい銭湯です。

3分20円のドライヤーと、愛知で出会った北海道の「とんでん」こと「サガミ」
ドライヤーは「3分20円」のコイン式。10円玉を2枚チャリンと入れる懐かしいシステムに心が和みます。ロビーの奥には昔懐かしいパチンコやスロットなどのレトロゲーム機が並んでおり、時間があればぜひ1プレイやりたかったです。

すっかりお腹が空いた湯上がりに吸い込まれたのは、大きな看板が目印の「和食麺処サガミ」さん。 北海道でいうところの、あのホッとする和食レストラン「とんでん」さんのような、地域で抜群の安心感があるお店です。
注文したのは、愛知に来たら外せないこちらのセット。
- 冷やしきしめん:幅広でもちもちとした太い平打ち麺に、冷たいお出汁が絡んで喉越し抜群。大きなサクサクの海老天がのっています。
- いくらしらす丼:しらすの程よい塩気とプチプチしたいくらのコクが、サウナ上がりの体に最高のご馳走でした。
愛知県らしい美味しいものをしっかり食べることができて、お腹も心も満たされた大満足の夜になりました。


まとめ:見えない「温度感」を大切に
7月13日の33度という愛知の猛暑。 最初は「北海道の人間には厳しすぎる……」と圧倒されましたが、温度計のない高湿度サウナと、そこで出会った優しい常連さん、そして美味しいきしめんをいただくうちに、体も心もすっかりほぐれ、最後は「来てよかったな」と深く満たされていました。
サウナの温度計という「数字」だけでは測れない抜群の湿度や、ロウリュのような熱風、そして常連さんとの温かい対話。
目に見えるスペックも大切ですが、その裏側にある「見えない温度感」や「ちょっとしたコミュニケーション」こそが、何事においても一番大切なのかもしれません。
愛知県での仕事も、丁寧に取り組みながら無事に終えることができました。また全国どこへでもフットワーク軽く伺いたいと思います。どこかでお会いした際は、どうぞ気軽にお声がけくださいね。
亀崎の湯/あいち銭湯 – AICHI SENTO -|愛知県公衆浴場業生活衛生同業組合
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